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基本から活用法まで!ポイントシステムで出来ること

もはや、私たちの生活の一部になっているポイントサービス。
矢野経済研究所の調査データ(※1)によると、
2020年度の国内ポイントサービス市場規模は、2兆720億円まで拡大、
今後もまだまだ伸びることが予想されています。
現在も多くの企業がポイントサービスを提供していますが、
中には、単なる「ポイント付与」だけにとどまり、
うまく活用できていないという声も多く聞こえてきます。
今回はポイントシステムの基本から活用法まで詳しく解説していきます。

ポイントシステムとは?
購入額に応じて発行されるポイントの管理および、顧客管理ができるシステムのことを言います。
ポイントサービス自体は、紙のスタンプカードの時代からありましたが、
近年はポイントカードを電子化し、システム上で管理するサービスが主流となっています。

ポイントシステムで出来ることは大きく分けて下記の5つです。

・ポイントの発行&管理

・顧客管理
・顧客情報と購買記録に基づく分析
・販売促進
・外部システム連携

ポイントシステムを導入すると、顧客の基本情報(年齢、性別、住所など)や来店履歴、
購買情報などがサーバー上に蓄積されていきます。収集した顧客情報を分析し、
マーケティングに活かすことで、顧客のニーズに合ったアプローチができるようになります。

ポイントシステムを導入するメリット
ポイントシステム導入の最大の目的は、リピーターを増やし、優良顧客を育成することです。
優良顧客は店舗の売上を増やし、経営を安定させるために欠かせない存在ですが、
顧客側からすると、何のメリットもない店舗に何度も足を運ぼうとは思わないでしょう。
そこで、ポイントカードを発行し、購入金額に応じてポイント還元や割引クーポンを配布することで
「顧客の囲い込み」「再来店の促進」「客単価のアップ」へとつなげることが大切です。

ポイントシステムを集客・販促に活用する方法
ポイントシステムは、店舗とお客様の双方にとって多くのメリットがあります。
ただ、すでに様々な店舗で導入されていることから、
ポイント付与だけで優良顧客を獲得するのは難しく、
他社と差別化を図るには再来店したくなるような仕組みづくりが必要だと言えます。

具体的には

▼来店回数によって特典をつける
頻繁に利用してくれる顧客には、来店回数に応じて一定のインセンティブを施すと、
その後も繰り返し店舗に来てくれる可能性が高くなります。
例えば「2回目の来店でポイント2倍」「3回目の来店でノベルティプレゼント」など、
来店ごとに何かしらの特典がもらえるとなると、顧客側もモチベーションが上がりやすいでしょう。

▼顧客のセグメントに合わせたフォローを行う
購買行動やポイント履歴など、蓄積されたデータをもとに、
顧客の属性に合わせたプロモーションを行うことも効果的です。
顧客の好みに合わせた新製品情報をメールマガジンで配信したり、
購入や来店の頻度が低い顧客にクーポンを配布したり、きめ細かい対応を行うことで、
顧客満足度の向上と店舗のファン化が期待できるでしょう。

さいごに
ポイントシステムは、顧客満足度の向上や売上アップを目指すために、非常に有効なシステムです。
しかし導入して終わりではなく、適宜改善しながら運用していくことが大切です。
収集した顧客データをマーケティングにどう活かすのか、
他社と差別化を図るためにはどうすればよいのか、
などしっかり目標を立てた上で活用することをおすすめします。

(※1)引用元資料:ポイントサービス市場に関する調査を実施(2020年)
https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/2488

 

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