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便利でスマートな「キャッシュレス決済」 カードとスマホ、選ぶならどっち?

現金を使わず、カードやスマートフォンでショッピングをする「キャッシュレス決済」は、すっかり身近なものになりました。利用者側の利便性はもちろん、商売をする店舗側にも集客や売上アップをもたらすキャッシュレス決済。特にコロナ禍以降、非接触型でやりとりできる安心感は、利用者と店舗双方にとって重要なポイントです。
今後、ますますスタンダード化が進みそうなキャッシュレス決済の特徴を、「カード」と「スマートフォン」それぞれの角度から見てみましょう。

キャッシュレス決済① カード
お札や小銭に比べ、コンパクトに持ち歩けて支払いもスムーズなカード。主として「クレジットカード」「デビットカード」「プリペイドカード」の3種類が展開されています。それぞれのカードの特徴と、利用者および店舗にとってのメリット・デメリットは次の通りです。
◇クレジットカード
・VISA、JCB等の国際ブランド系のクレジットカードは海外でも使用可能
・後払い(クレジットカード会社による立替)
・利用者は今欲しいものを入手できるメリットがある反面、使い過ぎに注意が必要
・店舗側は入金タイミングが遅い
◇デビットカード
・VISA、JCB等の国際ブランド系のデビットカードは海外でも使用可能
・即時決済(支払いと同時に銀行口座から引き落とし)
・利用者は使い過ぎを防ぐことができる
・店舗側は入金タイミングが比較的早い
◇プリペイドカード
・使い切り型(クオカード、図書カード等)とチャージ型(Suica、WAON等)があり、チャージ型は繰り返し使用可能
・前払い(事前にチャージ)
・審査が不要で、未成年もすぐに使える
・利用者は使い過ぎを防ぐことができる
・店舗側は入金タイミングが比較的早い

キャッシュレス決済② スマホ
スマートフォンによるキャッシュレス決済も、広く浸透してきています。現金もカードも不要という利便性、カード同様に非接触でスマートに支払いできる、また、ポイントがたまるケースもあるため多くの人に支持されています。
スマホのキャッシュレス決済には、スマホにインストールした「アプリ」を使用するものと、携帯電話料金と合算して支払う「キャリア」タイプがあります。
◇アプリによる決済
・利用者は、あらかじめ「おさいふケータイ」「〇〇Pay」等のアプリをインストールする
・支払いは、スマホに搭載のICチップ、もしくはQRコード読み取り等で行う
◇キャリアによる決済
・ドコモ、au、ソフトバンクといった携帯キャリアの電話料金とまとめて支払う

新生活と経済活性化にメリットをもたらすキャッシュレス
消費者に便利な印象が強いキャッシュレス決済ですが、導入する店舗側にも多くのメリットがあります。
◇売上アップ
・集客機会の増加
・新規顧客の開拓
・顧客層の拡大
・売上金額の増加(手持ち現金のような上限がない)
◇商売の効率アップ
・決済に要する時間や手間の軽減
・レジの現金集計や釣銭用意などの業務軽減
・売上情報のデータ化
・現金のような盗難のおそれがない
さらに、新型コロナ感染症が長引く今、現金に接触する機会が減少する点も見逃せません。新しい生活様式にマッチするキャッシュレスは、今後のライフスタイルに不可欠な手段の一つであるといえそうです。

さいごに
従来から使用されている「カード」と、近年特に普及が目覚ましい「スマホ」によるキャッシュレス決済。現金の持ち歩きが不要で、利便性に優れているという共通点があります。
キャッシュレス決済は、カードとスマホそれぞれの手段に特徴があり、利用者はショッピングに合わせて使い分けをしています。店舗側は商売の機会を逃さないためにも、カードとスマホ決済のいずれにも対応できる体制をとることが得策といえるでしょう。

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