はん子＆はん蔵
本宮スタンプ会

商店街の集客、顧客囲い込みにおいて重要な意味をもつポイントカード。大手商業施設や、チェーン店への対抗策としても非常に有効です。福島県の本宮スタンプ会様も、長年ポイントカードを運用し、商店街の方々にとって欠かせないものとなっていましたが、令和元年の台風による被害でポイントカードの機能が一旦ストップしてしまうことに。今回は、様々なポイントカード機がある中、「はん子＆はん蔵」を選ばれた経緯や導入後の効果まで、担当営業の視点からご紹介いたします。

台風による水害でポイントカードが存続の危機に

福島県の本宮スタンプ会様は、“みずいろ夢カード という名称で、商店街全域で使用できるポイントカードを運営されていました。ところが、令和元年の台風19号による大雨で、商店街全体が浸水被害に遭い、利用していたポイント端末機が使えなくなるという事態に。さらに、ポイントシステムを復旧させようにも、当時使用されていたポイントカード機のメーカーが事業を終了していたこともあり、一旦ポイントサービスがストップしてしまいました。そのような状況の中、本宮スタンプ会様の中では、すぐに「はん子＆はん蔵」が候補にあがったと聞いています。
実は、本宮スタンプ会様はもともと、弊社の「はん子＆はん蔵」をお使いいただいていたこともあり、その後も本宮スタンプ会や商工会の担当者の方に懇意にしていただいていました。そして緊急時に気軽に相談できる関係ということで急遽日本カードにお声がけいただいたのです。

約1ヶ月で商店街の機器70台すべて入れ替え完了！
このスピード感も「はん子＆はん蔵」ならでは

商店街でお買い物される方にとって、日々の買い物でポイントが貯まるというのは、ささやかな楽しみでもあり、“みずいろ夢カード”は商店街にとってなくてはならないものでした。だからこそ、「普段使い慣れたもの」「出来るだけ早く復旧する」この2点を考慮したうえで「はん子＆はん蔵」を提案いたしました。今回、商店街の店舗様に「はん子＆はん蔵」を70台納品しましたが、弊社にお声がけいただき導入が決まってから、実際に運用が始まるまでは約1ヶ月という短期間で対応できました。もともと本宮スタンプ会様は、日本カードの「はん子＆はん蔵」をお使いいただいていたということもあり、基本的な使い方も分かってらっしゃいましたし、操作もとにかくシンプル、簡単なので特にトラブルなく導入いただけました。
また、今回コロナ禍ということもあり、大がかりな工事や使い方の説明会などを行える状況ではなかったのですが、「はん子＆はん蔵」は、機械をつなぐだけですぐ使えるという点も大変喜ばれましたね。今回、災害時における緊急対応ということもあり、商店街の店主様、お客様に大きなご負担をかけることなくポイントサービスを継続できたことが一番の成果だと感じています。

みずいろ夢カードリニューアル記念イベントチラシ

これからも店舗やお客様の求める要望に合わせた提案を

近年、ポイントカードのデジタル化が進んでいますが、本宮スタンプ会様のように、使い慣れたポイントカードをそのまま使いたいという要望も沢山いただいています。「はん子＆はん蔵」も、操作性はそのままに、さらに使いやすく進化していることから、ポイントカード機を昔導入したまま、ずっと同じものを使い続けているという店舗様に対しては、新しい機器の入れ替えを提案しています。
また、商店街によっては、商店主とお客様の高齢化により、難しいものよりも簡単、シンプルなものが求められる傾向があります。「はん子＆はん蔵」のような、サーマルカード（追記式）はインターネットにつながっていなくても、機器単体でポイントを発行することができるため、まだまだ需要は多くあります。弊社にも「PRIMES（現SHIAGEL）」や「Camvas」など、デジタルに対応した機種もありますが、これからもお客様が求めるものをしっかりヒアリングし、目的を見極めた上で適切な商品をご提案していきたいと思っています。
それに、紙のポイントカードやスタンプシールをお使いの店舗様からの切り替え需要もまだまだ沢山ありますので、そのような店舗様にもポイントカードの便利さをお伝えしていきたいですね。